『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』

鳥の劇場での公演無事終わり帰京しました。

が、たぶんこの作品はまだ初日が開けたばかりの作品です。

鳥取に滞在して共同生活をしながらの演劇づくりは日々心震えてまさに青春でした。

今後、俳優生活をつづけていてもこんな美しいシーンを演じることはそうそうないのかもと思うほどのもの役どころをあてていただき、正直にまず松村さんに感謝いたいます。

現実と虚構が入り混じる舞台の上に、その狭間の人物としていることができた時にだけ見える風景。あぁ、美しい。

現実の昨日が今日の舞台の劇世界へ入り込んでくる。そして上演された演劇というものがまた現実の明日へ確実に紛れ込んでいく。 物事を手放したあと、その手放したものたちの通過して行く時間を見えないところで思う景色 舞台の上になんだかそのひとつの感情を置いてきてしまったような気がする

共演した、海津さん、曽田さん、西山さん、安藤さん、山中さん。映像出演の井神さん、上蓑さん。あぁ、美しい。

こたつに入ってギャーギャー言いながら台本直してる松村さん、あぁ、美しい。

真っ白な雪が朝目覚めると景色を覆いつくして その中で屋根のあることを思いながら 湯を沸かして朝食の準備をする 米とみそ汁シシャモに納豆、卵。 じょりじょりしてる雪道と鷲の羽ばたくような山並み抜けて 小学校の校庭、雪に埋もれた電気自動車。 鳥の置物がたくさんある廊下。 腰丈の灯油ストーブ。黒光りするリノ 白いスクリーン。ラジオ体操。 声、声、身体、身体、真実、真実、虚構、虚構 夕暮れ、月夜、鍋、下着、台所、やかん、お菓子、カレー イラスト、結婚、ゴリラ、200円、ぼんやり、 あぁ、愛しい。あぁ、慈しい。

ー神様はぼくらを見捨てたりはしないだろー ―あげるよー

『反復と循環に付随するぼんやりの冒険より』

あぁ、僕は見つめられ、受け取るばかりで、この「生」のなかで何かを誰かにあげることが出来るのでしょうか。

明日。

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